韓国文化体育観光部によると、2013年12月18日の時点で、韓国の年間映画観客動員数が過去最高となる2億人を突破した。中国文化報が報じた。
21世紀に入り、世界各国が映画の年間観客動員数の統計を出すようになって以降、2億人を超えた国は、これで韓国、インド、米国、中国、フランスの5カ国になった。統計によると、国民1人当たりの平均映画鑑賞本数が最も多いのは米国で4.2回(12年時点)。3位がオーストラリアの3.8回、4位がフランスの3.1回だ。韓国は7月の時点で、4.1回に達しており、2位に入る計算になる。
韓国では国産映画が高い人気を誇っている。観客動員数2億人のうち、国産映画の動員数が全体の約60%を占める、1億2千万人に達しているのだ。観客動員数が延べ500万人を超えた映画10作品のうち、8作品が国産映画だった。また、国産映画が人気となると同時に、洋画の観客動員数も増加を続け、前年同期比約200万人増となっているのは注目に値する。
映画界の継続した発展を促すため、韓国政府は一連の政策を出し、公正な競争が繰り広げられる環境の構築やオンライン関連商品市場の活用、視覚効果産業の発展促進などを進めてきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年1月7日