2014年1月6日  
 

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彼女宅に居候する若者、家賃・食事代を支払うべき?

 2014年01月06日08:27
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 ある未婚の若い女性が、次のような悩みをネット上に投稿した。

 「我が家に毎日寝泊まりし、飲み食いしている彼氏に対して、私の母親が『居候代』として毎月500元(約8600円)を支払うよう、彼に要求した。だが、彼は最初の1カ月分を払っただけであとは知らん顔。母親は、彼のための食材、果物、おやつの買物を欠かしたことはない。我が家は経済的にそれほど裕福ではない。500元という居候代は高すぎるのだろうか?母親と彼との板挟みで本当に悩んでいる」。楚天金報が伝えた。
 
 楚天金報の公式微博(ウェイボー)が2日、「彼氏が居候代500元を支払わない」問題をめぐり、微博上で調査を行った。その結果、「女性の母親の言い分は至極もっともだ。そもそも、居候している男性は、女性の母親に催促される前に、自分から進んで居候代を渡すべき」という意見のネットユーザーが8割を占めた。あるネットユーザーは、「彼女の家に居候し、ただ飯を食っている上に、500元も払わないとは、本当にあきれたものだ!」と憤慨気味だ。しかし一方で、「女性の母親は、ちょっと冷たいのではないか」という意見もあった。さらには、「なんなら僕が払おうか?500元で食べ物、飲み物、さらには彼女まで付いてくるなんて!」と皮肉まじりのコメントもあった。

 漢口市の某銀行で働く劉さん(女性)には、1歳2カ月の子どもがいる。お姑さんが家で炊事や子守りをしてくれている。劉さんは、「居候代を請求する女性の母親の行為は、至極当然だと思う。男性は、居候代を払わないのなら、彼女の家で食事や寝泊まりをすべきではない。私の場合は、姑に毎月1千元(約1万7200円)あまりを家計の補助として渡しているが、これは当たり前のことだ」と書き込んだ。

 武漢市礄口区に住む王氏は、「女性の母親のやり方、あまりも一方的では?男性に食材や日用品を買ってきてくれるよう頼むなど、いくらでも別の方法がある。直接金銭を要求するのは、いささか人情味に欠けていると思う」とコメントした。

 武漢で結婚・恋愛問題を専門とする賈洪武氏は、この問題について、次のような見方を示した。

 女性のお母さんが居候代を請求した背景には、複数の原因がある。この家の経済事情がそれほど良くなければ、男性の生活費や食事代は、確かに家計を圧迫する。よって、母親が居候代を請求するのももっともだ。また、男性側にとっても、消費に対する考え方を見直すきっかけになり、日用品などを積極的に買って、女性宅の家計を補うことが必要、などと気づくだろう。別の面から見ると、2人はまだ結婚していないのに、男性は女性の実家で毎日寝泊まりし、食事している。女性の母親は、娘の体面を考慮して、500元の居候代を請求するという形で、遠回しに2人にプレッシャーをかけている可能性もある。この女性の場合は、意思の疎通と両者の調整をしっかり行い、母親が居候代を請求する本当の原因を解明し、ぎくしゃくしている母親と彼氏の関係が修復するように上手くリードすべきだ。」(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年1月6日

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