米国務省のハーフ報道官は2日の定例記者会見で、中米国交樹立35周年に際して「米国は中国との安定した、信頼できる、持続的な関係の構築に引き続き努力する。米国は平和で繁栄する中国が台頭し、アジア太平洋地域で建設的役割を発揮することを歓迎する」と表明した。人民網海外版が伝えた。
ハーフ報道官は「米中関係はゼロサムゲームではない。両国は引き続き共通利益を基礎に接触と協力の拡大を探る。米国は外交、経済、軍事面で中国との安定した、信頼できる、持続的な関係を構築していく」と表明。
また「米中間にはいくつかの溝があるが、双方は多くの重要な問題で協力できる。昨年末に共同でイラン核問題を第1段階合意へと導いたことはその例証だ。バイデン副大統領が最近述べたように、両国関係の堅固さは溝が生じた際に双方が公に表明し、懸念する問題について建設的協力を行えることに表れている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月5日