2014年4月10日  
 

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言行不一致は米国の対中政策の重大欠陥 (2)

 2014年04月10日13:30
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 米側は中米関係の重要性と特徴を十分に認識している。ヘーゲル長官は「米中は友人であると同時に競争者でもあるが、敵でないことは確かだ」と明確に表明した。米側は中国側と中米の新型の大国間関係を構築し、歴史上の大国が対立へと向かった「トゥキディデスの罠」にかからないようにすることに同意している。米国の指導者は「両国関係はゼロサムゲームではない。双方は戦略的に将来まで見通し、建設的姿勢で米中関係を発展させ、対話を強化し、協力を深め、溝を管理・コントロールし、良い競争を行う必要がある」と繰り返し述べている。米側のこうした見解と姿勢は中国側と基本的に一致し、中米関係発展の必要性に合致するし、中米の新型の大国間関係構築の道でもある。

 だが道を知るは易く、道を行くは難しだ。正しい認識と積極的な姿勢の表明を実際の行動に変える面で、米側にはまだ大きな欠落がある。中米両軍関係の三大障害を取り除く面で、米側はいまだに具体的進展がない、いや、全く進展がない。米側は中国の協力から利益を得ることを期待する一方で、中国の核心的利益をないがしろにし、さらには明に暗に他国を煽って中国と張り合わせ、台湾、チベット、新疆ウイグルなどの問題で中国の内政に干渉してはならない。

 両軍関係は中米関係の重要な構成要素であると同時に、長年にわたり中米関係の立ち後れた部分となっている。両軍が健全で安定した、信頼できる関係を構築できるか否かは、両国が新型の大国間関係の構築に成功するか否かに直接関わる。双方は両国が広範な利益を共有することを明確に認識し、協力が双方にもたらす多大な利益を深く実感し、かつ両国間の衝突・対立の潜在的危険性を予見している以上、ためらうことなく非衝突、非対立という守るべき一線を堅持し、尊重し合い、ウィンウィンの思考、ウィンウィンの措置によって、ウィンウィンの結果を実現すべきだ。

 封じ込めと反封じ込めが中米関係のキーワードとなってはならない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年4月10日

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