寒気団の到来に先駆け、華北および黄河・淮河地域では9日昼、気温がぐんぐんと上昇、各地で27℃を上回った。北京・天津・石家荘・太原など省会(省庁所在地)レベルの都市は軒並み、年初来の最高気温を記録した。9日午後3時、北京南郊観測所で30.4℃を観測、1951年に気象観測が始まって以来、年初来最も早く30℃を上回った。人民日報が伝えた。
だが、寒気団が流れ込む10日、北京など各地の気温は急激に下がる見込み。中央気象台は、「9日夜から10日にかけて、寒気団が中国北方の広い範囲を覆うことから、これらの地域では、4℃から6℃気温が低下、所によっては8℃以上下がり、一部地域では4級から6級(風速秒速5.5メートルから14メートル)の風が吹く」と予測している。10日昼、北京の最高気温は9日より10℃以上下がり、18℃にとどまる見込み。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月10日