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エール大の中国系学生、痩せ体質で「太らなければ停学処分」と脅される

 2014年04月08日15:49
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 生まれつき細身でスタイル抜群の女性は、とかく妬まれやすい。だが、米名門校・エール大学歴史学部の中国系女子学生・陳さんは、その軽い体重が原因で厄介事に直面することになった。米ハフィントン・ポスト紙の報道を引用して人民網が伝えた。

 陳さんは生まれつき痩せ体質で、157センチの身長に対し、体重は高校生のころから41キロ前後をキープしている。昨年12月から、彼女は毎週の体重測定に加え、心理・健康コンサルタントと栄養士による補導を受けるよう、大学側から指示された。彼女がこんなに痩せているのは、摂食障害を患っていることが原因と大学側が判断したためだ。

 陳さんは体重を増やすため、欲しくもないのにアイスクリーム、ビスケット、ポテトチップス、その他のジャンクフードを無理やり大量に食べ、階段を上る代わりにエレベータを使った。それでも、体重は約1キロしか増えなかった。陳さんが生まれつきの痩せ体質であることを証明するため、彼女の両親は、娘の幼少時の健康記録を大学に提出した。さらには、陳さんのホームドクターも大学に連絡を取って説明した。

 大学の健康コンサルタントは、「体重が増えなければ、生命が危険な事態に陥る恐れがある。このままの状態が続けば、停学処分になるかもしれない」と陳さんを脅した。陳さんは、「大学があれこれ煩く干渉するので、仕方なくジャンクフードを食べるようになり、食事のアンバランスを招いてしまった。以前から、私には栄養が十分足りている」と強調した。

 先週金曜、新任の健康コンサルタントがついに、「陳さんには栄養・食事のアンバランスは見られない。ただ生まれつき痩せ体質なだけだ」という見解を認めた。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年4月8日

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