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中央農村活動会議、来年の取り組みを検討

 中国共産党中央農村活動会議が21、22両日、北京で開催された。会議では、今年と過去10年の農業・農村発展の成果を系統的に総括した上で、「農村・農民・農業(三農)」に関する取り組みが直面する新たな情勢や課題を深く分析、現代的農業の加速と農村のさらなる活性化を焦点に、今後の取り組みを全面的に取り決めた。

 会議は、党第18回全国代表大会の「三農」発展に関する戦略的決定を正確に把握する必要性を指摘。直面している情勢・課題について、▽中国の現代化建設の最大の弱点は農業現代化の遅れ▽経済・社会体制で最も際立った障碍は都市部・農村部の2元的社会構造▽ややゆとりのある社会の全面的建設で最も深刻な制約は都市部・農村部の発展・所得格差---との認識を示した。

 会議はさらに、国の食糧安全と重要な農産物の有効供給を確保する重要性を強調。今後しばらくは、農業生産が高コスト、高リスクで資源環境の制約を受ける新たな段階に入り、▽農業投資を拡大し、農業の総合的生産力や災害対策、持続可能な発展力を強化する▽農産物の価格を調整し、農業従事者に合理的な利益をもたらす▽農業補助金を増やし、それを農業発展の効果的な政策手段とする---ことが求められるとした。

 今回の会議には、中央農村活動指導者グループのメンバーのほか、各省・自治区・直轄市・「計画単列市」(財政面で省政府を経由せずに中央政府と直接つながっている市。深セン・寧波・青島・大連・アモイ)党委員会・政府の責任者や、新疆ウイグル自治区で開墾と辺境防衛を行う政府組織「新疆生産建設兵団」の責任者、中央・国家機関・軍隊の担当者などが参加した。(編集YT)

 「人民網日本語版」2012年12月23日

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