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少林武術の達人30人が海軍陸戦隊に入隊

12月19日午前、鄭州駅の集合地点で武術のポーズを見せる朱洪震さん(中央)。

 河南省の鄭州駅では19日午前、海軍陸戦隊に新入隊するために広東省湛江へ向かう隊員30人の姿が見られた。彼らは2008年の北京オリンピックの開幕式・閉幕式や、「春節聯歓晩会」(春晩)番組に10年連続で出演した嵩山少林武術職業学院から選ばれた、武術を得意とするだけでなく文化的素養も高いメンバーだ。

 新兵輸送専用の待合室で、河南省登封市人民武装部の厳書偉部長は、「特殊作戦兵は軍において拳と剣の役割を果たすものである。今回の新兵30人は選ばれた優秀なメンバーであり、自発的に兵役に参加し、軍を崇拝し、自分の力で軍隊のために奉仕したいと希望している」と語った。

 今回海軍陸戦隊へ入隊する隊員のうち、朱洪震さんは技能にすぐれ、社会経験もある人物だ。武術家の家庭に生まれ、5歳から父親に武術の手ほどきを受けてきた朱さんは、以前に河南省「武林漢●」巡演団と共にイタリアやスイス、フランス、タイ、オーストラリア、日本、ロシアなど10数国で50回以上の公演に参加している。

 朱さんは兵士になった動機について、自分の特技を公演で生かすだけでなく、直接中国の戦闘力向上のために貢献したいと語った。「中国新聞網」が伝えた。●は音に 鴨。(編集YH)

 「人民網日本語版」2012年12月21日

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