洪磊報道官 |
ヘーゲル米国防長官のサイバー空間に関する発言について、外交部(外務省)の洪磊報道官は3月31日の定例記者会見で「中国は米側がこの発言を政策と行動にしっかりと反映させることを希望する」と表明した。
――ヘーゲル米国防長官は28日「米国はサイバー空間の軍事化を図っておらず、サイバー空間を自由と繁栄の『触媒』とすることを望んでいる。米国防総省は自国政府ネットワーク外のサイバー活動に対して自制を保つと同時に、他の国々にも同様の行動を促している」と表明した。ヘーゲル長官には来月の訪中を前にサイバーセキュリティ問題をめぐる中米間の緊張を緩和する狙いがあると報道されている。これについてコメントは。
米側の発言に留意している。中国側は一貫して、情報通信技術は社会と経済の全面的な発展と人類の幸福の促進に寄与すべきだと考えている。サイバー空間の平和を維持し、新たな戦場とならないようにすることは、国際社会共通の利益だ。
中国は米側がこの発言を政策と行動にしっかりと反映させ、平和、安全、開放、協力のサイバー空間の構築を国際社会と共に推進することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月1日