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商業優先のラサ旧市街「破壊・再開発」はデマ (2)

 旧市街に住む帰桑老人は、「生まれた時からここに住んでいるが、夜になると街灯がないため、歩いていてもよく転ぶ」と話した。排水システムが行き届いておらず、大通りには雨が降るとすぐに汚水があふれる。保護プロジェクトが完成すれば、大通りが整備され、夜も明るい街灯の下を歩くことができると、帰桑老人は期待している。

 バルコルの建築物外観や商店の看板の統一化について、ネット上でさまざまな憶測が飛び交っている。天津市房屋鑑定建築設計院首席建築士の王健氏は、この問題について、「今後、新しく建設される建物が、旧市街地の歴史的建築物の趣とは全く異質である場合、その建物の外観は、周囲との統一感を考えて設計・建築する必要がある。既存の老舗の看板は、一時的に別な場所に移動して保管しておき、あとで元通りにする。ひどく破損している看板は、まとめて新しいものに入れ替えることになる」と語った。

 ラサ旧市街地域保護プロジェクト建設指揮部の次達・副指揮長は、「修復作業のプロセスでは、可能な限り、建物の原形保存に努める。小さな修理で済む部分は、大々的な修理をせず、もとの部材を使える場合は、決して新しい部材には交換しない。建物を移動させずに修理可能なものは、できる限り移動させない」と話した。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年5月13日

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