観光競争力、中国トップは広東省
北京でこのほど発表された「中国観光業発展報告」によると、「観光業総合競争力」のトップに輝いたのは広東省だった。同省は、3つのサブ指標のうち、「観光業現実競争力」と「観光業発展環境競争力」は全国首位、「観光業潜在競争力」は第2位。人民網が報じた。
華中師範大学と中国旅遊研究院武漢分院がまとめた同報告は、国内各省(自治区・直轄市)の観光業発展総合競争力(現実競争力・潜在競争力・発展観光競争力の3指標で構成)に対して数量的評価が行われ、その結果をランキング形式で発表したもの。
予測によると、2012年の広東省観光業総収入は前年比15.1%増の7416億元(約10兆373億8100万円)、このうち観光外貨収入は同8%増の150億ドル(約1兆2650万円)。観光客総数は同17%増の延べ5億5千万人、うち宿泊を伴う観光客数は同9%増の延べ2億6600万人。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年12月24日