中国のクリスマス8不思議 米紙 (2)
(5)クリスマスはサンタクロースとその姉妹にちなんだ祭日
米国のショッピングセンターでは、若い女性スタッフが、サンタクロースのお手伝いをする妖精「トントゥ」に扮するというのはなじみの光景だ。一方、中国では、翻訳が原因で、女性がサンタクロースの友人もしくは姉妹となってしまっている。
(6)中国では、サンタクロースがいつもサックスを演奏している
サンタクロースの姿は多くの人が熟知しているが、楽器を演奏しているイメージがどこから来たのかは分からない。中には、トランペットやホルンを演奏するサンタクロースもおり、どう考えても納得できない。
(7)米国人は中国のおかげでクリスマスを祝うことができる、と中国の公式メディアが報道している
同メディアによると、「もし中国がクリスマス関連の商品を輸出していなければ、西洋諸国はクリスマスを祝うことができず、西洋人はクリスマスを祝う際、中国の製造業に感謝を示すべきだ」というのだ。
(8)宗教的クリスマスに敏感なのは「太平天国の乱」が原因?
19世紀、洪秀全(こうしゅうぜん)を中心とする宗教組織太平天国が「太平天国の乱」を起こし、戦争と同じ規模の2000万人が死亡した。洪秀全は当時、自身はキリストの弟、ヤハウェの次子とし、人間界に至って神の意思を実行する者と主張していた。もしかすると、これが中国政府がキリスト教に敏感な原因の1つかもしれない。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月26日
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