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22日午前、蘆山県と宝興県を結ぶ道路で地滑りが起こり、自動車は通行できなくなった。現地と他地域からのボランティアが、オートバイで人や物資を運んだ。 |
20日午前8時02分、四川省雅安市蘆山県でマグニチュード(M)7の地震が発生した。地震後速やかに、メディアを通じ、寄付・救援・ボランティア募集などさまざまな情報がメディアによって報じられ、各種公益団体がそれぞれ具体的な救援行動に出た。しかし、翌日には、「被災地にこれ以上押しかけないで」という声が沸き起こった。新京報が伝えた。
中国中央テレビ(CCTV)記者によると、各種の救援組織・個人が被災地に猛然と押しかけたことから、雅安地域の道路は大渋滞し、負傷者は被災現場から出られず、救援者は被災地に入ることができない、という状況が生まれたという。
国務院弁公庁は21日、「緊急を要しない救援者やボランティアなど、正式な認可を得ていない人は、自ら被災地に赴くことを極力避けること」との通達を発表した。
地震発生から3日目となった22日、蘆山県竜門郷災害ボランティア組織の代表を務める◆中市ボランティア会の王浩隻会長は、わずか2時間しか睡眠を取らず、彼のトランシーバーの音声は、ほぼ途絶えたことはなかった。
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