2013年5月6日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:17:41 May 06 2013

中国の子供の肥満、ビスフェノールAと関係あり

 世界的な「肥満傾向」はここ数年、重大な公共性生問題の一つとなっており、「肥満をもたらす環境因子」をめぐる研究が急速に進んでいる。このうち、ビスフェノールA(BPA)が体内に過度に摂取されると、肥満になりやすいという考えが、国際学術界や政府から高く注目されている。しかし、これに関する疫学的研究がほとんど行われておらず、実証やメカニズムの解明については、まだまだ立ち遅れている。復旦大学公衆衛生学院の周穎・准教授をリーダーとする研究チームがこのほど、上海市の8歳から15歳までの学齢期児童259人を対象に、BPAの尿中濃度について調べたところ、BPA濃度と児童の体重に相関関係があり、BPA濃度が高い児童は肥満傾向にあるという事実が判明した。これは、子供の肥満とBPA濃度の関係性を証明した国内初の研究となった。この結果、BPAは子供の肥満リスクを高める要因のひとつであることが明らかになり、中国政府が今後、子供の肥満予防・コントロール政策を策定する上で貴重な新しいヒントになると期待される。この研究成果はこのほど、米学術誌「Journal of Environment and Health」誌上で発表され、年度優秀論文に選ばれた。光明網が伝えた。

 BPAは、世界で生産量が最も多い化学物質のひとつ。1960年代以降、乳幼児の哺乳瓶やおしゃぶり、食品・飲料缶の内部コーティングなどに広く用いられてきた。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年5月6日


中国前衛生部長、英国王立協会外国人会員に選出

北京、信号無視に罰金開始

大阪アメリカ村発のヘアスタイル「完熟トマト」が話題

メーデー3連休、中国各地で賑わい

第2次大戦時に中国兵に嫁いだ日本人看護婦

逃亡中の英児童ポルノ犯、不法滞在で拘束=北京

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古