中国、オンラインPCゲームが1.2兆円規模に
アジアにおけるビデオゲームマーケットの調査を専門に手掛けるNiko Partnersはこのほど、最新の研究報告を発表した。同報告は中国のオンラインパソコンゲーム市場が2013年、前年の90億ドル(約9000億円)から約30億ドル(約3000億円)増の119億ドル(約1兆1190億円)規模に達すると予測している。人民網が報じた。
同予測は、ゲーマー調査や使用データ、人気ゲームなどに対する調査をもとに、まとめられた。
ソーシャルゲームやカジュアルゲームの需要拡大を背景に、ゲーマーの需要がモバイルゲームに移行し、パソコンゲーム市場は需要の急激な低下を一度は経験したものの、同社はゲーマーのウェブゲームやシューティングゲームに対する関心が急激に高まっていることに注目している。
同社の執行パートナーLisa Hanson氏は、「中国のパソコンオンライゲーム市場は2012年年末の時点で、01年の1000万ドル(約10億円)から90億ドルにまで増加していた」とし、「中には、『大規模多人数同時参加型オンラインRPG』がほかのタイプのゲームに道を譲る形になっているため、パソコンゲーム市場に未来はないと考えている産業動向オブザーバーもいるが、このような考えは明らかに間違っている」と指摘している。
このほか、同報告は「18-24歳の男性ゲーマーが現在、続々とシューティングゲームに注目している。このような現象は、中国国内で家庭用ブロードバンドが普及し影響を受けたネットカフェにも相乗効果を及ぼしている。今後5年の收入の増加速度はある程度鈍化すると予測されるが、それでも毎年20億ドル(約2000億円)規模で増加していく見込み。そのため、収入速度の鈍化はそれほど重要なことではない」と分析している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年5月6日
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