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航空会社、シートピッチが広い「高級エコノミークラス」導入

 シートピッチ(座席の前後間隔)が広い「エコノミークラス」が、従来のエコノミークラスより割高料金で販売されている。オフ・シーズンの集客を狙い、中国国内の一部航空会社は、機内の座席改良にそれぞれ知恵を巡らせている。長江日報が伝えた。

 国内最大の航空券予約・購入サイトを見ると、一部の航空会社は、2種類の「エコノミークラス」を設定している。武漢-広州線を例に挙げると、南方航空「高級エコノミークラス」は、普通のエコノミークラスに比べて、シートピッチが10センチから16センチ広い。航空券代金も異なり、普通のエコノミークラス最低料金は20-30%割引の230元(約3800円)からあるが、高級エコノミークラスは一律1020元(約1万6800円)だ。

 「空中ファーストクラス」「割安ファーストクラス」「高級エコノミークラス」など、さまざまな名称でPRされているが、一体どのような違いがあるのだろうか?武漢の某航空会社は、「前の2つはいずれも、特別割引料金が設定されたファーストクラスで、高級エコノミークラスは、普通のエコノミークラスよりシートピッチが広い。エコノミークラスの中での差別化を図り、異なる価格で異なる座席を販売する目的で、シートピッチを広く取るという方法を採用した。お客様は、いくらか高い料金を支払うことで、より快適な空の旅が約束される」と話した。(編集KM)
 
 「人民網日本語版」2013年11月21日

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