中国消費者協会は23日、消費情報の安全に関する調査報告書を発表した。同報告から、現段階では、消費情報の安全に対する消費者の満足度は高いとは言えないという事実が判明した。このうち、インターネットを介したケースについては、回答者の多くが「個人情報の漏えい」「オンラインショッピング詐欺」「インターネット口座詐欺」について心配していた。
今のところ、消費情報の安全に対する満足度は高くはない。主な問題点として、「個人情報の漏えい」「オンラインショッピング詐欺」「インターネット口座詐欺」などが挙がった。教育レベル別に見ると、高学歴の人ほど、個人情報、個人のネットワーク行為、位置情報の漏えいを心配していた。
オンラインショップが提供するショッピング情報に対する消費者の主な不満点は、「偽りの商品情報が多すぎる」「商品に対する説明があいまいで、全面的でない、あるいは誇張されており実物と一致しない」など。各項目の満足度指数のうち、「アフターサービス」に対する満足度は全体的に低かった。
今回の調査は、中国消費者協会の主催により、中国消費者雑誌社が実施したもので、北京・上海・広州・深セン4大都市、瀋陽・西安・成都など8つの二線都市の住民を対象に行われ、6千組の有効回答が回収された。消費情報を得る手段としてインターネットを利用している人は、回答者の91.1%を占めた。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年12月24日