○中国政府、民用航空専門家をクアラルンプールに派遣
中国政府聯合工作チームのリーダーを務める外交部(外務省)領事司の郭少春・副司長は16日、クアラルンプールにおいて、「最新情報にもとづいて捜索範囲を拡大し、捜索体制を強化するよう、マレーシア政府に求めるつもりだ。中国から派遣された民用航空専門家がすでにクアラルンプールに到着し、マレーシア政府に協力して捜査を進めている」と説明した。
中国海上捜索救助センター部門間連合会議は16日、マレーシア航空機の事件を受け、緊急会議を開催した。同会議では、捜索救援方案などをめぐる話し合いが行われ、現場の艦船に一刻も早く後方勤務やバックアップ体制を整えるよう求め、捜索協力のために専門家チームを捜索エリアに派遣し、捜索本部からの捜索状況を適宜把握する、などの具体策を検討した。
15日午後6時の時点で、捜索海域における中国の捜索協力は、連続150時間以上に及んだ。捜索した海域は累計8万9052平方キロメートル、海底8441.3平方キロメートルに達したが、今のところ、行方不明機の手掛かりとなるような物体は発見されていない。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月17日