中共中央と国務院はこのほど「国家新型都市化計画(2014-2020年)」(以下「計画」)を通達するとともに、実情と結びつけた真剣な貫徹を各地区・機関に指示する通達を出した。
指示通達は「『計画』は今後一定期間の全国の都市化の健全な発展を指導するマクロ的、戦略的、基礎的計画だ。都市化は近代化において必ず通らなければならない道であり、農業・農村・農民問題解決の重要な道であり、地域の協調ある発展を促す力強い支えであり、内需拡大と産業の高度化促進の重要な取っ掛かりだ。『計画』を制定・実施し、人間本位、四つの現代化の同時進行、最適な配置、エコ文明、文化継承という中国の特色ある新型の都市化の道を歩むべく努力することは、ややゆとりのある社会の全面的完成、社会主義近代化の推進加速にとって重大な現実的意義と計り知れない歴史的意義を備える」と指摘。
「各級党・委員会と政府は新型の都市化に対する認識をさらに高め、新型の都市化推進の重大な意義、指導思想、目標原則を全面的に把握し、都市化の取り組みに対する指導を的確に強化し、農村部からの転入人口の都市部での戸籍登録、都市部のバラック密集地と立ち後れた地区の再開発、中・西部地域の都市化などの問題を重点的にしっかりと解決し、正しい方向に沿った都市化の発展を推進しなければならない。各地区・機関は科学的に計画・実施し、現地の状況に合ったやり方を堅持し、試行を推進し、積極的かつ穏当、さらに着実に、『計画』の打ち出した各課題の具体的な実現を確保しなければならない」と指示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月17日