2014年3月17日  
 

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環境汚染への曝露、リスク判断に大きく影響

 2014年03月17日13:11
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 中国人の環境汚染への曝露は、海外の市民と大きく異なっている。1億1000万人の市民の住宅から半径1キロ内に石油化学工業、コークス生産、火力発電などの重点汚染物排出企業が、1億4000万人の市民の住宅から半径50メートル内に主要交通ルートがあり、2億8000万人の住民が飲めない水を使用している。中国環境保護部(省)は14日、中国人の環境汚染への曝露に関する研究状況を発表した。これは環境問題を巡り中国が初めて実施した、全国的かつ大規模な研究だ。科技日報が伝えた。

 環境汚染の健康への影響は、汚染物質の濃度や毒性の他に、人々の環境汚染への曝露と密接に関連している。中国人の環境汚染への曝露の特徴を理解し、環境の健康リスクの判断の正確性を高めるため、中国環境保護部は第12次五カ年計画期間(2011−2015年)に、中国人の環境汚染への曝露に関する研究を実施する。2011−2012年のうちに18歳以上の市民に対する研究が完了し、「中国人環境汚染曝露の研究報告書(成人版)」、「中国人環境汚染曝露データ手帳(成人版)」が作成された(中国では18歳から成人)。

 環境汚染への曝露の程度は、人体の生理的特徴(身長・体重・呼吸量など)、大気・水などの媒介に含まれる汚染物質への接触の時間・頻度・方法、居住環境の汚染源の分布状況、汚染接触のリスクに対する予防行為の4方面から分析できる。

 同研究によると、中国人の環境汚染への曝露には次の4つの特徴がある。(1)海外の住民との間に大きな差がある。中国人の単位体重当たりの水摂取量は31ml、1日の入浴時間は7分となっているが、米国の市民の場合は13ml、17分だ。水に含まれる汚染物質の濃度が同じとすると、中国人の水摂取による健康リスクは米国の2.4倍に達するが、皮膚が水に触れることによる健康リスクは米国の40%のみとなる。ゆえに環境汚染の健康リスクを判断する上で、中国人の汚染への曝露に関するデータを優先的に利用し、データの誤差を回避するべきだ。(2)地域、都市部・農村部、性別、年齢ごとに大きな差がある。都市部・農村部の差を例とすると、中国の都市部住民の屋外活動時間は平均3時間、体重1キロ当たりの呼吸量は1日250リットルとなっているが、農村部住民の場合はそれぞれ4.3時間、260リットルに達する。大気汚染物質の濃度が同じとすると、都市部住民が大気汚染から受ける健康リスクは、農村部の70%のみとなる。(3)現代的・伝統的な環境の健康リスクが共存し、伝統型リスクが依然として中心的な地位を占める。ハイリスクの地域で汚染健康リスクの観測点を設置し、リスクを判断し、予警報を出す必要がある。(4)汚染に対する危機意識を持ち、対策をする人の比率が低い。

 中国環境保護部は乳幼児および児童の汚染への曝露に関する研究を進め、第12次五カ年計画期間の最終年までに結果などを公表する予定だ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年3月17日

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