甲午(きのえうま)年の清明節公祭軒轅黄帝式典が5日午前、陝西省延安市黄陵県で盛大に開催された。国内外から訪れた炎帝と黄帝(中国の伝説上の2人の帝王)の子孫、1万人以上が橋山鎮に集まり、中華民族の「人文始祖」軒轅黄帝を参拝した。黄帝陵は中華民族の始祖・軒轅黄帝の陵墓所在地で、「中華第一の陵」と讃えられている。
式典は「九五之尊(昔の皇帝の意)」の意味が込められる午前9時50分に始まった。全員が厳かに起立、太鼓と鐘が響き、中華のすべての子孫が人文始祖・軒轅黄帝を敬う共通の心の声を象徴、中華のすべての子孫の限りない敬慕と感謝の念を示した。
式典は中国共産党陝西省委員会常務委員の江沢林・常務副省長が司会を務めた。台湾新党の郁慕明・主席が率いる「台湾青年清明黄帝陵ルーツ探求祭祀団」がはるばる黄帝式典に参加し、橋山鎮で「思源林」植樹活動を行った。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年4月8日