グルメドキュメンタリー番組「舌で味わう中国」(舌尖上的中国)の第2シーズンが18日から放映されるという情報が視聴者の注目を集めている。制作サイドによると、第2シーズンでは人物150人以上、グルメ300種類以上が撮影されている。命の誕生や成長、出会い、別れを見守る様々な料理が視聴者の食欲を誘うことになりそうだ。大河報が伝えた。
「舌で味わう中国」第2シーズンと第1シーズンの違いについて陳暁卿ディレクターは、人物の運命により着目し、第2シーズンでは食物だけでなく食物に関わる人を通じて、社会の変化を表すとしている。「我々は多くの喜びと苦しみを味わっているが、中国人は苦労の中でも楽しみを見つけ、喜びを美食を通じて表現している。我々は生存を重視すると同時に、人々の生活に対する情熱をより重視する」。「舌で味わう中国」第2シーズンでは人々の日常生活におけるグルメと関連する多くの側面を紹介し、中国人の文化の伝統、家族の概念、生活態度が郷土と不可分であることを描いている。
第1シーズンに比べて「舌で味わう中国」第2シーズンでは類似の制作プロセスを残した上で、撮影期間を延長し、撮影対象の料理や人物のエピソードをより細かく生き生きと表現することをねらった。第2シーズンのメインの製作スタッフは30数人で8チームに分かれ、1年かけて中国各地の150カ所以上や海外を訪れている。撮影では空中や水中、赤外線、ミクロ、隠しカメラなど様々な新たな撮影手法を導入し、より多くの角度から中華の美食を捉えている。料理の細部を捉えるため、スタッフは全自動マクロ撮影設備を開発し、よりリアルで魅力的な映像を撮影した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月8日