中国の卓球代表チームが24日、28日に開幕するJA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会出場のため、東京入りする。新京報が報じた。
これに先立ち、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府は北京で23日、卓球中国代表チームのスポンサーとなる契約を3年延長することを発表した。同契約は、1つの都市が別の国のスポーツ代表チームのスポンサーになるという、新たなスタイルの先駆けとなっている。同チームのウェアには今後も、「DUBAI」の文字が入る。
また、同チームの劉国梁・総監督によると、東京入りを前に、選手とコーチによる投票の末、馬龍選手が僅差で張継科選手を抑え、男子代表チームの新リーダーとなった。「はつらつとしていて不屈の精神を持つ張継科とは違い、馬龍は繊細な性格で、危機管理意識も強い」と劉総監督。「リーダーとしての責任を果たしてくれることを願っている」と期待を寄せている。
一方、女性代表チームのリーダーには、李暁霞選手が今年初めて選ばれ、丁寧任選手が副リーダーとして支える。孔令輝・監督は、「李暁霞は初めてリーダーとして団体戦に登場する。その責任は以前に増して大きくなる。彼女自身の責任感も強くなっている。東京大会は、オリンピックも世界卓球選手権も経験している李暁霞と丁寧を中心とすることになる。2人は他のどのメンバーよりも豊富な経験を誇る」と、2人を女子チームの「柱」として信頼を寄せている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月24日