筑波大の研究者がこのほど、「エージェンシーグラス」と名付けられたウェアラブルデバイスを公開した。グラスを掛けた人は様々なシーンで本人の眼差しと情緒の表現に利用することができる。
開発者によると、この眼鏡を掛けることでその人の感情コントロールの負担を減らすことができる。「エージェンシーグラス」のレンズは有機発光ダイオード(OLED)スクリーンで、人感センサー、外部カメラと接続されている。使用前にまず情緒モードを設定し、顔に掛けた後に本人が目を閉じても、「エージェンシーグラス」のレンズに、その時必要な眼差しを映し出すことが可能だ。
「エージェンシーグラス」は重さ約100グラム。電池での連続使用時間は1時間。ただし、現在のところ、生産には至っていない。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年4月24日