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国外の情報機関が軍事機密を窃取 国内の協力者に判決 広東

 2014年05月05日14:59
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 広東省の国家安全関連機関によると、同省はこのほど、国外の情報機関がインターネットを通じて中国国内の人間と手を組み、中国の軍事機密を盗み出していた事件を摘発、国内の容疑者を処罰した。容疑者の李に対し、「機密級」の軍事情報13件、「秘密級」の軍事情報10件を漏洩させたとして、懲役10年の実刑判決が科された。人民日報海外版が伝えた。

 李容疑者は、国外の情報機関の人物「飛哥」の指示により、機密情報を窃取する役割を担い、長期にわたって国内の軍事関連刊行物を予約購入、同機関に提供したという。また、重要軍事基地において、定点定時観察を長期間実施した。これにより、軍事基地の動的情況や軍事装備の写真が李容疑者の手を通じて大量に海外に流出、国の軍事的安全保障に深刻な脅威がもたらされた。

 大まかな統計によると、「飛哥」は2007年以降、オンライン書店や軍事愛好家のウェブサイトを通じ、広東省に住む12人を扇動し、情報窃取役として利用した。「飛哥」に利用された中国国内の人員は、全国約20省(自治区・直轄市)の40人に及ぶ。
 
 常軌を逸脱した李容疑者の挙動は、中国の国家安全および軍事機密に深刻な脅威を及ぼした。国家安全関連機関は、確実な証拠を掌握した上で、李容疑者の逮捕に踏み切った。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年5月5日

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