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首都経済圏一体化プラン 廊坊は副中心になれる (2)

 2014年04月23日08:23
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 同済大学の李国平教授は、「北京は首都であり、都市でもある。首都には首都の機能があり、都市には都市の経済的機能がある。北京から金融がなくなれば、ほかに何ができるだろうか。あれだけの人がどこに行くだろうか」と話す。

 現在、北京の経済発展は十分とはいえない。国内総生産(GDP)の一人あたり平均をみると、北京は東京、ロンドン、ニューヨークの3分の1か4分の1、あるいはこれ以下だ。経済成長についてみると、北京のGDPの78%をサービス業が占めており、特に金融サービス業は北京の産業の中でとりわけ重要だ。

 李教授は次のように提起する。天津はサービス業へのモデル転換において、現地企業の金融の発展に向き合うことになり、必ずしも北京に取って代わる必要はない。比べてみると、北京は金融管理の面でより多くのことができ、天津は金融の運営の面でより多くのことができ、両市で力を合わせて国際金融センターを建設することができる。

 ▽廊坊は北京・天津間の副中心都市になれる

 実際、保定だけでなく、北京周辺に位置する河北省の一連の市や県は地理的な優位性が明らかであり、北京・天津・河北の一体化発展のチャンスをバネにし、一体化によって利益を受けることになる。

 李教授は、「首都の第二空港に隣接する一連の都市、たとえば河北省の廊坊市や燕郊鎮、また廊坊市の北部3県(三河、香河、大廠)は、首都第二空港と隣接しており、北京のサービス産業の延長した部分を引き受けることができる」と提案する。

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