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首都経済圏一体化プラン 廊坊は副中心になれる (3)

 2014年04月23日08:23
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 廊坊市は北京からの距離が約57.5キロメートルで、北京とも天津とも隣り合った都市で、北京・天津・河北一体化では地理的な優位性が最も高い。李教授によると廊坊は北京の関連産業の移転を受け入れることもでき、天津と密接に関わることもできる。廊坊には北京の機能を補充するはたらきがあり、北京のサービス産業の引受先になることができる。たとえば会議、教育、医療の各産業や、居住、ビジネスなどの機能もすべて受け入れることができる。北京・天津間の副中心都市になることも可能だという。

 今月26日に発表された「河北省委員会、河北省政府の新型都市化の推進に関する意見」によると、石家荘市が北京・天津・河北都市群の南部の副中心都市の建設をめぐって、唐山市が北東部の副中心都市の建設をめぐって、北京・天津との機能の分担と関連の協力を強化して、河北省の中部・南部と東部という両翼がバランスよく発展することを目指すという。

 李教授によると、大きな地域から分析した場合、北京と天津と2つの中心都市とすれば、石家荘と唐山は比較的大きな副中心都市になる。廊坊が相対的にみて小さな副中心都市となることには問題がなく、北京・天津間の副中心都市ということが考えられるという。

 北京はすでに、通州を都市の副センターに発展させ、北京・天津・河北のバランスの取れた発展に組み込む構想をうち出している。李教授によると、廊坊は副中心都市になることができるのであり、都市の副中心になるわけではない。実際には都市の中心と副中心との間には非常に密接な関係があるが、こうした状態を願っているわけではない。願うのは相対的に独立した都市であり、非常に密接に連携した都市ではない。廊坊は相対的に独立した都市だといえる、という。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年4月23日

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