2014年5月16日  
 

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MVNOの台頭、通信事業者との競争が激化 (2)

 2014年05月16日14:32
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 ◆国美電器、自主消費プランを提供

 国美電器も15日、仮想移動体通信事業ブランド「極信」が5月17日より、中国聯通、中国電信で実用化の試験を実施することを発表した。移動通信転売事業の許可証を取得した企業のうち、国美は二つの通信事業者を通じて同時にサービスを提供する初の企業となった。

 極信は国美内部での番号配布を、北京・上海・広州・深センで実施する。その対象となるのは国美のVIPユーザー、企業内の一部従業員、社会各界の関係者などだ。極信は6月に正式に実用化され、全国約40都市の約200の営業店で番号を全面的に配布する。

 極信は3種のユーザーに対して、3種の料金プランを設定している。家族や恋人などに対しては家族割を適用し、省を跨ぐ共有をサポートする。個人ユーザーに対しては、基本料金や契約の縛りのない、月額8元のプランを提供し、8元を使い終わらなければ翌月に繰り越すことができる。もう一つのプランは、使用した分だけ支払う内容となっており、使用量が増えるほど単価が安くなる。

 ◆MVNO、サービスでユーザーを確保

 仮想移動体通信事業者(MVNO)は、さまざまな優遇措置によりユーザーを集めようとしている。例えば許可証を獲得したゲーム会社の蘇州蝸牛はこのほど、頭3ケタ「170」のSIMカードを発売した。これには半年間の全国通話無料、半年間の通信量3GBプレゼント、2年間の通信量リセットなし、料金プランなし、基本料金無料などの内容が含まれる。

 蘇寧電器の「蘇寧互聯」は15日、5月16日より「170」の番号の予約を受け付けると発表した。蘇寧互聯はプランを提供し、通信量をリセットしないというサービスを提供する。蘇寧は公式微博(ウェイボー)で、18種類の料金プラン候補を発表し、ユーザーの投票を受け付けた。アリババ・グループの「阿里通信」も5月12日、「親心」ブランドを発表し、電話番号の予約受付を開始した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年5月16日

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