北京もジニ係数を公表へ
国家統計局の馬建堂局長はこのほど、過去10年間の全国のジニ係数の移り変わりを初めて公表した。北京市も折をみて市内のジニ係数を公表する予定という。「人民日報」が伝えた。
ジニ係数は所得分配の格差をはかる重要な指標だ。係数の範囲は0から1で、0に近いほど所得分配が平等である(格差が小さい)ことを示し、1に近いほど所得分配が不平等である(格差が大きい)ことを示す。
最新の統計によると、北京市都市部の2012年の一人当たり平均可処分所得は3万6469元で、前年比10.8%増加した。物価要因を考慮した実質増加率は7.3%で、前年を0.1%上回った。農村部の一人当たり純収入は1万6476元で同11.8%増加し、実質増加率は8.2%で前年を0.6%上回った。
これまで統計部門はジニ係数の公表について懸念を抱いており、調査データと国民の受け止め方に落差があることを特に懸念していた。今回のデータは低すぎる可能性があり、その主な原因とすいて高所得層の収入の実態を把握することの難しさが挙げられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月22日
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