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北京 昨年は不動産賃料が8.9%上昇

 昨年の北京市は不動産価格が7.6%低下した一方で、賃料が上昇した。北京不動産仲介産業協会が6日に発表した賃料の統計データによると、2012年の北京市の平均賃料は1平方メートルあたり月53.5元で、前年比8.9%上昇し、上昇幅は前年を2.1%下回った。賃料が最も高いのは西城金融街エリアで、平均賃料は同85元だった。賃料が最も安いのは順義区の市街地エリアだった。「北京商報」が伝えた。

 同協会の関連部門の責任者によると、地下鉄の開通が昨年の不動産賃料を引き上げる作用をもたらしたことははっきりしている。またマクロ経済要因が居住用不動産の賃料市場に影響を与えたことも明らかだ。北京の外来の常住人口は昨年51万人増加し、賃貸市場は需要が旺盛だった。これに物価水準の高止まり傾向が加わって、オーナーは賃料の値上げを強く期待するようになった。しかしながら、北京市は昨年、公営住宅2万件を供給し、住宅需要の圧力の緩和や賃料の抑制などで大きな役割を果たしている。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年2月7日


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