上海 中古自動車プレートに価格制限令 約9万元
上海市中古自動車取引市場のディスプレーに25日、次のような注意事項が表示された。「今月の個人・民間企業による新規オークションの限度額を9万1898元とする。今月のプレート移譲取引の限度額を9万1898元とする。どうぞよろしくお願い申し上げます」。これにより、上海市では自動車プレートの価格制限が正式にスタートすることになった。
自動車プレート価格が記録を更新し、上昇を続ける事態に直面して、上海市の関連管理部門は準備していた政策を早急にうち出すとしており、中古自動車プレートの価格制限令もその一つだという。
上海市中古車産業協会は25日に公式サイトで、価格制限令の具体的な操作方法を発表し、中古車の売買双方が契約に調印する時は、取り引きする車両の価格構成を明確にしなければならないとした。車体の価格、プレートの限度価格、サービス費用などだ。プレート限度価格が最新の自家用車プレート限度額に基づいて行われたオークションでの平均落札価格を上回った場合は、手続きを一律受理しないという。
マネージメント会社による巧妙な自動車価格つり上げの手法について、同操作方法は次のように規定する。契約の中で明示された車両の取引価格が市場価格と明らかに乖離している場合は、専門の中古車査定会社による評価を受けるとともに、評価報告を提出しなければならないという。