新浪、本社ビル建設に10億元を投資
中国大手ポータルサイトの新浪が10日に提出したSEC(米国証券取引委員会)書類によると、このほど締結された合意内容に基づき、同社が北京市海淀区中関村ソフトウェアパークで、約10億元(約160億円)を投じ本社ビルを建設することが明らかになった。京華時報が伝えた。
新浪は主な事務所、情報技術センター、管理部門を新たなオフィスビルに移転する。現在の計画によると、同ビルの建築面積は約10万6500平方メートル、建築費用は1億6000万−1億8000万ドル(約160−180億円)に達し、施工期間に分割して支払われる。
以前の情報では、同ビルは2月3日に中関村ソフトウェアパーク(2期)で定礎式を実施し、敷地面積が2.9ヘクタールに達し、2015年に竣工するとされている。
科学技術関連企業の規模拡大に伴い、新浪の他にも、中国検索最大手の百度、レノボ・グループ、中国大手ポータルサイトの捜狐、Android端末向けカスタムROM「MIUI」の提供元の小米科技などが自社ビルを建設しており、社員に快適な業務環境を提供している。
新浪の業績報告書によると、同社の2012年12月31日までの現金、現金などの有価資産、短期投資の総額は7億1360万ドルに達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月13日