8日に開催された2014年中国インターネット産業年次総会で明らかにされたところによると、2013年に中国のインターネット利用者が迷惑ショートメッセージ、悪意をもって料金を徴収する通話、ネットワーク詐欺などにより、ネット上で被った損失額は、少なく見積もっても1789億元に達するという。このうち携帯電話の利用者の抱えるリスクはデスクトップパソコンやノートパソコンの利用者の比ではなく、主に言葉巧にだまされて被害を受けるという。ネットショッピングも権利侵害のリスクが高い「業界」だ。人民日報が伝えた。
同総会では、中国インターネット協会が「2013年の中国のインターネット発展に影響を与えた十大事件」、「2013年中国インターネット産業発展総論」、「2014年インターネット産業発展情勢展望」などの報告書を発表した。
関連の統計によると、13年第3四半期(7-9月)末現在、中国のネット利用者は6億800万件に上り、ネット普及率は45.4%になった。3Gネットワークは全国すべての郷・鎮をカバーした。13年のネット小売取引総額は1兆8千億元。13年11月末現在、電子商取引(eコマース)の取引額は9兆7千億元に上り、前年同期比34.6%増加。13年の情報消費の規模は2兆元に達して、前年比約25%増加したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年1月9日