国家発展改革委員会は1日、内蒙古自治区と山西省を結ぶ建設中の準池鉄道が開通した後、貨物輸送料金は市場の調節に任せ、鉄道輸送企業利用者、投資者が話し合って具体的な料金水準を確定することを明らかにした。国内で鉄道貨物輸送料金が開放される初めてのケースとなる。新華社が伝えた。
準池鉄道は、同自治区鄂爾多斯市準格爾旗と同省大同市を結ぶ準大鉄道の外西溝駅を北の起点とし、同省神池県と河北省黄◆(「馬偏」に「華」)市を結ぶ朔黄鉄道の神意見南駅を南の起点とし、内蒙古と山西の両省区にまたがった全長約180キロメートルの鉄道だ。計画では今年上半期の開通が予定される。鉄道貨物輸送料金の市場化改革により、企業の経営における主導権が拡大し、経営の柔軟性も増して、鉄道産業の健全な発展にプラスになった。また企業の鉄道建設プロジェクト投資への信頼感が大幅に強まったといえる。企業は価格をめぐる法律・法規を自覚的に遵守し、法律に基づきルールを踏まえて価格設定の自主権を行使し、運営コストや利用者のニーズを総合的に考慮して価格を合理的に設定するようになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年4月2日