海南鉄道博物館の蒋介石専用車
4月12日、東方市博物館の秦巍館長によると、1954年に「美齢号」は改修され、転向台車などが国産化された。 |
海南省東方市の海南鉄道博物館の裏庭には、暗緑色の旧式の客車が置かれている。説明文には「車輌番号GW97380の公務車。日本生産、製造時期は昭和16年(1941年)。かつて国民党の元首である蒋介石の専用車輌で、夫人の宋美齢がかつて使用したことから『美齢号』と呼ばれる」と書かれている。車内に入ると、まず約12平方メートルのリビングがある。先に進むと3つの小さな寝室があり、さらに2つの寝台室がある。突き当たりはトイレと洗面室だ。フローリングの床の一部は現在ではシロアリに食われて穴が開いている。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年4月15日