人口学者の易富賢氏がこのほど行った人口センサスデータに基づく予測では、中国の現在の2億1800万人の一人っ子のうち、1009万人が25歳以前に死亡する可能性があるという。遠くない将来、中国では1000万世帯の家庭が「一人っ子の子どもを失った家庭」となる可能性がある。こうした家庭の晩年をどのようにケアするかが社会全体に提示された大きな問題となっている。4年前、60歳になる盛海琳さんは一人娘を失い、生きる気力を無くした。しかし危険を冒して再び子どもを生むことを決心し、体外受精により双子の娘を産み、中国で最高齢の出産となった。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年12月19日