華春瑩報道官 |
南中国海問題に関するケリー米国務長官の先日の立場表明について、外交部(外務省)の華春瑩報道官は18日の定例記者会見で「関係国が『南中国海における行動規範』問題における中国とASEAN諸国の努力を尊重し、南中国海問題において一方の側につかないとの約束を守ることを希望する」と表明した。
--ケリー米国務長官はこのほどベトナムとフィリピンを相次いで訪問し、南中国海問題に関して仰々しく立場を表明した。これについて、中国側のコメントは。
立場表明に留意している。中国側は南中国海問題について、関係国の直接交渉による解決を一貫して主張している。「南中国海における行動規範」の問題において、中国とASEAN諸国は滞りのない、効果的な意思疎通をずっと継続している。関係国が中国とASEAN諸国の努力を尊重し、南中国海問題において一方の側につかないとの約束を守り、言動を慎み、地域の国々の相互信頼の強化、地域の平和・安定維持にプラスの事をするよう希望する。その反対の事をするのではない。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月19日