南京市公文書局は1937年から1947年に作成された計183卷の貴重な公文書を初めて公開した。これらの資料は中国侵略日本軍が南京で行った大虐殺の悲惨な事件の罪悪の事実や、日本軍が南京占領期間に犯した多くの罪について詳細に記録している。今回公開された貴重な資料はこれまでの「南京大虐殺史公文書」5組とともに、3回目の「世界記憶遺産」申請を行う。
今回公開された公文書は合計183卷で、大虐殺期間に慈善団体が埋葬した死体や難民救済状況の統計、中華民国の南京各級政府が行った日本軍による虐殺被害者や家屋の焼き討ち、財産の略奪などについての調査、殺害された家族や強奪された財産についての市民からの通報や、南京市臨時参議会の南京大虐殺案に関する調査報告などが含まれる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年2月17日