バッグを盗んだ窃盗犯が中国語と英語で謝罪のメッセージ
宜賓に住むある女性は4月7日、不注意から江北公園入り口でバッグを紛失した。彼女が惜しんだのは、バッグの中の現金や銀行カードなどより、息子の成長過程を記録した白いIphone 4Sの携帯電話だった。
ところが窃盗犯は5月8日に中国語と英語の「謝罪の手紙」と一緒にバッグを彼女の家まで届けたという。手紙では犯人は自分を「愚かな子ども」と語り、謝罪の言葉と共に最後には英語で「Take care yourself! Best wishes!」と記してあった。顛末を聞いたインターネット利用者からは「まるで恋人の別れの手紙みたいだ」というコメントが寄せられている。
犯人はバッグは返却したが、携帯電話は盗まれたままだという。被害にあった女性は犯人の「謝罪の手紙」をインターネットで公開しただけでなく「犯人がバッグを返却にきた時の監視カメラの映像や紙袋の指紋、入り口での目撃者の証言などを入手している」と明らかにした。「警察と弁護士に尋ねたところ、1カ月の検討の時間、時価5千元以上、関連の証拠があれば、立案可能だという。この書き込みを見た犯人が正しい決断をしてくれることを望む。1カ月過ぎたら私は証拠を警察に提出する。」(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月21日