携帯の電池の減りが早い 原因はSIMカードの可能性も
最近携帯電話のバッテリーの減りが早くなり、連続動作時間がますます短くなったと感じている人は多い。しかも現在はバッテリー消費量の多いスマートフォンを使っている人が多いため、充電器を常に携帯しているケースがほとんどだ。携帯の電力消費が増えている原因は一体何なのだろう?大部分の人は知らないが、同じSIMカードを何年も使い続けていると表面が摩耗し、電波が不安定になり、携帯が絶えず電波を探し続けるために大量の電力を消費し、連続動作時間が短くなるという。瀋陽日報が伝えた。
SIMカードが古くなるとどれほどの影響が及ぶのだろうか?通信キャリアのスタッフによると、1998年前に製造されたSIMカードの電圧は5Vだったが、1998年以降3V、1.8Vなどが開発されたという。SIMカードを携帯電話に挿入すると、携帯の端子を通じてSIMカード内の各モジュールに電源が提供される。スタッフは「形式の違い、電圧の違いという点から見ると、具体的にどれだけの違いがあるかははっきりとは言えないが、1.8VのSIMカードは従来型よりも節電が可能」と語る。SIMカードの形式の違いも電力消費に影響を及ぼしている可能性がある。
このほか、あるメーカーのアフターサービススタッフによると、SIMカードは表面金属回路基板、集積回路、黒色保護硬質プラスチックという3種類の材料からできている。硬質プラスチックには低品質のプラスチックが採用されているため、これが原因で電力の浪費を招くこともあるという。SIMカードの表面が汚くなったり、磨耗が激しくなった場合、電力消費が増加するため、SIMカードは2年ごとに交換することが望ましい。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年12月25日