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北京分光計実験国際研究チーム、2013年の物理学界で大きな成果上げる

 2014年01月03日15:08
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 北京分光計実験国際研究チーム(BESⅢ研究チーム)が発見した新しい4クォークオブジェクト「Zc(3900)」が、物理学の世界トップクラスの学術誌、米国物理学会が発行する「フィジカル・レビュー」によって、2013年の世界物理学における重要な成果とされ、11件の入選プロジェクトのうち首位となった。新華社が伝えた。

 同チームは2013年3月に、新たな共振構造のZc(3900)を発見したと発表した。その中には一対の±チャームクォークが含まれ、電子と同一もしくは相反する電荷を持つため、少なくとも4つのクォークがあると判断された。これは科学者が長期間をかけて探し求めてきた中間子分子もしくは4クォークである可能性が高い。

 この発見は、国際物理学界から高く評価された。ネイチャー誌は、「4クォークの構造を持つ粒子の発見は、宇宙に変わった物質が存在することを意味する」と指摘した。フィジカル・レビュー・レターズは、「4クォークが確認されれば、粒子家族に新たな一員が加わることになる」と伝えた。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年1月3日

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