中国衛星海上観測制御部が2013年12月31日に明らかにしたところによると、衛星追跡艦「遠望3号」、「遠望6号」は、嫦娥3号などの2回の任務を完了し、中国衛星海上観測制御部の港に無事帰還した。遠望号の2013年の試験任務が、これにて終了した。科技日報が伝えた。
2013年11月16日より、遠望3号・5号・6号が相次いで出港した。太平洋の予定されていた海域で、嫦娥3号のロケット打ち上げ段階、着陸機の軌道投入段階、地球軌道から月軌道への移動の初期段階の観測制御任務を完了した。3隻の設備は安定的に稼働し、目標を迅速に発見し、正常な遠隔操作を実現し、100点の答案を提出した。任務完遂後、遠望5号は昨年12月中旬に母港に帰還した。遠望3号・6号は大洋での任務を続け、ボリビアの通信衛星の観測制御の任務を完了した。
2013年通年で、遠望号は神舟10号、嫦娥3号など7回の観測制御任務を完了し、9万海里を安全に航行した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月3日