29日昼、華北地方と黄河・淮河流域の広い範囲で、年初来最も激しい高温天気に見舞われた。北京、天津、石家荘の各地では、5月の最高気温としては1951年以来の最高記録を更新した。29日午後6時の時点で、中国中央気象台は引き続き、警報レベルで2番目の黄色高温警報を発令している。人民日報が伝えた。
29日午後3時から4時にかけて、北京のほとんどの地域、河北中部および南西部南部の一部地域では、最高気温が40℃から42℃に達した。各地の気温は、北京南郊外観測所41.1℃、天津40.5℃、石家荘40.9℃と、いずれも5月の最高気温としては1951年以来の最高記録を更新した。華北地方や黄河・淮河流域で気温が35℃以上となった地域の面積は37万平方キロメートルを上回り、26日以来最も広範囲となった。
中央気象台は、「華北地方や黄河・淮河流域など各地の高温天気は30日も続く見込み。31日になると、今回の高温天気の強さと範囲はいずれもやや弱まり、6月1日には高温天気は終わるだろう」と予測している。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年5月30日