香港特別行政区政府統計処が3日発表した最新の小売業売上高によると、腕時計・宝石・アクセサリーなどの高級品の売上が激減した。4月の小売業売上高は、前年同月比9.8%減の388億香港ドル(約5120億円)となった。価格変動の要素を除くと、4月の小売業売上高は9.5%減となった。人民日報が伝えた。
政府報道官は、「4月の小売業の売上が大幅に減少したのは、宝石・アクセサリー・腕時計・高級贈答品の売上が激減したためだ。貴金属関連の売上が昨年急増し、数値を押し上げていたことの他に、4月の小売業の販売低迷は、観光客の消費が長期的な急増を経て減速しつつあることを反映している」と指摘した。
また、現地人の消費と密接に関連するその他の商品の売上は安定しており、完全雇用により現地の消費意欲が依然として高まっていることが反映された。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月5日