中国の人気俳優・趙又廷(マーク・チャオ)と女優の高圓圓(ガオ・ ユエンユエン)が5日、北京で婚姻届を提出したという情報がネット上に流れ、高圓圓の宣伝ディレクターである松軼氏が事実であることを認めた。2人は、陳凱歌(チェン・カイコー)監督が手がけた現代サスペンス映画「捜索(Caught in the Web)」(2012年)で共演したのをきっかけに交際が始まり、ついにゴールインとなった。京華時報が報じた。
5日午後、あるメディアが2人が北京で入籍するのを目撃したという。北京は高圓圓の本籍地。一方の趙又廷は台湾に戸籍がある。今回、5歳年上となる高圓圓の本籍地で婚姻届を出したのだ。2人は同日午後5時ごろ、婚約証明書を受け取った。
2011年10月、趙又廷と高圓圓は「搜索」の撮影で知り合い、12年4月に、高圓圓が南京で映画「致我們終将逝去的青春(So Young)」の撮影に参加していた趙又廷を訪ね、交際が明るみになった。さらに、同月17日には、趙又廷が北京で映画「ハーバー・クライシス〈湾岸危機〉 Black & White Episode 1」(原題:痞子英雄 首部曲 全面開戦)の発表会に出席した際、「高圓圓はとても良い女性。とても大切で、守りたくなる。彼女を傷付けるようなことは避けてもらいたい」と、交際を認める発言をしていた。
その後も、2人の交際には注目が集まっていた。趙又廷が1984年生まれで、高圓圓は1979年生まれと、結婚すれば「姉さん女房」となるため、交際の進展に懐疑的な見方をするネットユーザーもおり、高圓圓が主演を務めるドラマ「咱們結婚吧(Let's get married!)」(13年)が放送されていた時期には、「破局」説も流れた。それでも、2人は「微博(ウェイボー)」で愛を確かめたり、空港のロビーで人目もはばからず熱い抱擁&キスしたりと、愛を着実に育んできた。
さらに、5月7日に放送された台湾の人気バラエティー番組「康熙来了」に出演した趙又廷は、「決めたのか?」との問いに、「はい」と即答するなど、結婚秒読みであることを匂わせていた。また、同月、ヨーロッパ旅行に出かけた2人がパリの教会で結婚写真を撮影している様子を捉えた画像が、微博上に流れていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年6月6日