国務院の李克強総理の招きを受け、イタリア共和国のマッテオ・レンツィ首相が10日から12日まで中国を公式訪問する。人民日報が伝えた。
レンツィ首相は39歳、フィレンツェ大学法学部卒。フィレンツェ県知事、フィレンツェ市長などを歴任した。2013年に民主党書記長に選出され、今年2月に首相に就任した。
レンツィ首相は出発前、中国メディアの共同記者会見で、イタリアと中国はウィンウィンの関係にあり、多くの分野で相互補完性を持ち、両国にはさらに良好な協力の可能性があると述べた。
レンツィ首相によると、両国の経済貿易協力はここ10年で目覚ましい成果を上げてきた。2004年に全面的戦略パートナーシップを結んでから10年で、両国の貿易額は4倍に拡大し、各方面の往来は顕著に増加した。イタリア政府は両国関係の上げた実績に満足している。