ここ数日、内蒙古自治区居延海戈壁ではオアシスの蜃気楼が出現している。近年来、内蒙古自治区最西部に位置する額済納旗戈壁奥地の居延海湿地では保護が効果を挙げ、生態環境が徐々に改善され、再び鳥類や魚類が繁殖する場所になっている。
居延海は祁連山に水源を持つ黒河が流入して形成された大型の湖だが、20世紀中頃から後期にかけての非合理的な水利用により、居延海東西の2つの湖は相次いで枯渇してしまった。水利部(省)が2000年から黒河流域で水量の統一的な調整を行い、長年にわたって枯渇していた下流の居延海沙漠の内陸湖に水を供給した。現在、居延海の水面面積は安定的に約37平方キロを保ち、周辺地域では生態環境が回復し好転しつつある。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月14日