中国マンガ・アニメ産業のこれから10年間の展望について話し合うシンポジウムが、10日に上海市で開催された。そこで明らかにされたところによると、中国のマンガ・アニメ産業の生産額が870億元8500万元(約1兆4200億円)に達したという。
ここ数年来、中国のマンガ・アニメ産業は安定した急速な伸びを維持しており、文化産業の中で成長の実力と発展の潜在力を最も備えた産業となっている。2010年から13年の生産額(売上高)の平均増加率は24%を超え、同期の国内総生産(GDP)の平均増加率を15ポイントも上回り、全国の文化産業生産額の平均増加率を4ポイント上回った。中国のマンガ・アニメ産業企業は現在約4600社を数え、従業員数は22万人に迫る。13年の生産額は870億8500万元で、10年の1.85倍になった。13年の中核的マンガ・アニメ製品の輸出額は10億2千万元(約166億円)に上り、前年比22.80%増加した。
シンポに参加した専門家や企業の代表は、これから10年間の中国のマンガ・アニメ産業の発展の方向性、新たな成長源、中国マンガ・アニメ産業と世界のマンガ・アニメ産業との優劣の比較、今後10年間の中国マンガ・アニメゲーム産業の発展にぜひとも必要な支援政策などについて話し合った。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月11日