2014年7月16日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>政治

BRICSの発展を西側は「ゼロサム」と見るべきではない (2)

人民網日本語版 2014年07月16日11:01

 さらに米国と西側が主導している2つの経済貿易交渉、「環太平洋戦略的経済連携協定」(TPP)と「環大西洋貿易投資パートナーシップ」(TTIP)はどちらもBRICS諸国を含むものではない。西側はその優位を保つため、世界経済の新たなルールの制定過程からBRICS全体を排除しようとしている。

 BRICS諸国はそれにもかかわらず、自ら努力することをやめず、国際的活動に積極的に参加し、国際協力を推進し、共同で気候変動や環境汚染、食糧の安全保障などの世界的な問題へ対応し、グローバル・ガバナンスの新たな力となっている。BRICS諸国からの国連の平和維持要員は西側7カ国の5倍に達している。これだけでもBRICS諸国が世界の平和と安定の維持者であり、繁栄と発展の建設者であり、グローバル・ガバナンスを促進する「プラスのエネルギー」であることがわかる。

 さらにBRICS諸国が急速に発展しても、世界経済における西側諸国の主導権をひっくり返すものではない。西側は、BRICS諸国の発展を「ゼロサム」の態度で見るべきではなく、世界の平和と繁栄を促進する協力者と見て、さらに開放的で寛容な仕方でBRICS諸国と付き合うべきだ。BRICS諸国の発展は、30億人により良い生活をもたらすことを意味し、人類の発展という事業への卓越した貢献と言える。BRICS諸国の側も、巨大な発展潜在力を現実に変え、開放型の経済発展の内生的な動因の強化に努め、より多くの公共財を世界に提供してこそ、BRICS諸国の発展と協力をさらに安定化し、長期的なものとすることができる。(編集MA)

 「人民網日本語版」2014年7月16日


【1】【2】

関連記事

関連特集

コメント

最新コメント

宮田聡美   2014-07-16113.96.118.*
私は、習主席の「国際民主化」という言葉が好きです。確かに、現在の国際社会は、アメリカ一国独裁の圧迫の下で苦しんでいます。パレスチナ、イラク、シリア、アフガニスタン、リビアなどの中東諸国はもちろん、日本でも、軍国主義でもあり、アメリカの傀儡政権でもある、亡国安倍政権の暴政下で、日本の一般国民(一握りの特権階層と右翼を除いて)幸福追求権、平和生存権、良心の自由、学問の自由、知る権利等々の基本的人権を侵害されています。アメリカ独裁を終わらせ、国際社会そのものが民主化しない限り、アメリカ支配下の日本国民の基本的人権は維持できないのです。