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中国都市間鉄道、直径9.33メートルのシールドトンネルが開通

人民網日本語版 2014年08月04日14:02

直径9.33メートル、3階建ての高さに相当するトンネルが8月2日午前9時に開通した。中国鉄建十四局集団が請け負った、中国都市間鉄道としては最大の断面幅を持つシールドトンネル「長株潭都市間鉄道樹木嶺トンネル」の第一区間が開通した。光明日報が伝えた。

長沙・株洲・湘潭都市群を結ぶ長株潭都市間鉄道の総延長は96キロで、うち23キロが長沙の市街地の地下を通過する。同鉄道は中国最長の、都市部の地下を通過する鉄道で、「高速鉄道の地下鉄、地下鉄の高速鉄道」と称されている。

同集団の長株潭プロジェクト責任者の戴尊勇氏は、「3台の直径9.33メートルの土圧バランスシールド機が、京広鉄道(北京―広東省)、高層マンション群、川、都市部の高架橋の下を何度も通過した。京広鉄道に最短1メートルまで接近した部分は、全線で最もハイリスクな工事とされ、国内では稀に見る難しい工事だった」と説明した。

長株潭都市間鉄道の設計上の時速は160キロに達する。竣工後、総延長1200キロ以上を予定している、長沙―益陽・常徳、長沙―瀏陽、長沙―岳陽・衡陽などの都市間鉄道および京広鉄道と結びつき、湖南省都市群の経済一体化を促進する。これは中国中部の経済発展に対して重大な意義を持つ。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年8月4日

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